「現状維持は退化なり」この言葉の本質とは
知っている人も多いであろうこの言葉は、
今でこそ再認識する必要があると思った。
昨今の流れの速い時代にとても即していて、
かつ自分を改めて律する意味も含んでいる。
この言葉を深堀っていきどんな教訓があるのか、
さっそくみていこう。
【退化の意味】
退化(たいか)とは、
生物の個体発生もしくは系統発生の過程において、
特定の器官、組織、細胞が次第に縮小、単純化、衰退することである。
文字にするとなんとも生々しい表現になる。
物理的な表現は容易に想像できるが、我々の精神や概念にも
この表現は当てはめることができる。
例えば、精神的に強いとされる人があることをきっかけに、
うつ状態など精神を病んでしまうことも、そこだけ切り取れば
退化の一端である。
概念においても、時代によって流動的に変化していく中で、
ガラケ―は使えないデバイスだと結論づけられるのも、
スマホの普及との相対的な関係値より言えることだ。
【相対的な退化】
前述の通り、スマホからすればガラケ―は
退化した過去のようにうつる。
新旧の関係性には、元々存在していた物などが、
徐々に衰退していき力を失う変遷の意味を持つ。
生物が老いていくのも然りである。
【現状維持=退化?】
では、現状維持とはなぜ退化になるのか。
現状維持ということは、成長していない状態であるから、
二極的な観点からみると、現状維持≠成長となる。
だからといって現状維持=退化ともならない。
ただ、視野を広げてみると、
時代の速度と並走していないと、
やはり相対的に遅れ(=退化)をとる格好となる。
退化しないように現状を維持していても、
時代に置いていかれ、その持っている知識や常識は、
やがて使い物にならなくなる。
【まとめ】
日本人の平均勉強時間は約6分という統計があるという。
ほとんどの人は現状維持、
または退化する道を選択しているのだろう。
先進国の中で日本ほど時代に鈍感な国は
それ以外にないであろう。
危機感をもち、いわゆる成長をし続けたいものだ。
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